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憂き事の尚この上に積もれかし限りある身の力試さん [論文]

  昨日は論文式筆記試験の合格発表でした。僕は会社を休んで特許庁へ行ってきました。合格の可能性について一縷の望みは捨てていませんでしたが、不合格だった場合に、合格して喜ぶ受験生を目の当たりにすることで次への奮起の材料としたかったからです。
  僕が特許庁へ着いたのは午前11時。掲示板が開示されてから1時間ほど過ぎていたからか、人はまばらでした。受験番号を記憶していたので、掲示板を見て結果はすぐに判別できました。前後の番号はあり、僕の番号が抜け落ちていました。ある程度覚悟していたものの、身体中の力が抜けたような感覚に陥りました。近くにあったベンチに腰掛け、改めて葉書を取り出して番号を確認し、もう一度掲示板へ。間違いなく番号はありませんでした。
ベンチに座って妻や友人に報告のメールをしつつ、ぼうっと他の人の行き来を眺めました。受かった人も落ちた人もいました。そこには合格と不合格という事実だけが明確にありました。
  帰宅をすると、懇意にしていただいている近所のお爺さんが、訪ねてきてくれました。試験の結果のことを伝えると、温かい言葉で励ましてくださいました。そして、最後にこの言葉を教えてくださいました。

「憂き事の尚この上に積もれかし限りある身の力試さん」

本当に有難いことです。多くの人に支えられていることを自覚しつつ、前へ進んで行こうと思います。
  ツイッターでも多くの温かい励ましを頂いて本当に感謝しています。今回の不合格の理由を自覚して、来年に向けて頑張ろうと思います。




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受け入れ態勢はできているか [論文]

  24日の発表まであと少しです。結果はどうであれ、それを受け止めて次のステップへ進める必要があります。その準備態勢は普通の受験生並みにはできているつもりです。いずれにせよ、まだ終わりではなく、その先があるのですから、そのことを肝に銘じて特許庁の掲示板に向かおうと思います。
  ところで、夏ゼミは順調にこなしています。1年前と比べると成長していることが自覚できます。与えられたテーマについて内容を整理して簡潔な文章を書くことは自分のためになっていると思いますので、今年の合否は別として、自分の成長は嬉しいことです。尤も、ゼミで出題される問題は本試験の出題傾向と異なりますので、今後の論文対策についてやはり再考の必要があると思います。具体的にはどうするべきか今は分かりません。他の受験機関に行ってみるのも一つの方法かもしれません。あるいは自分で本試験をしっかり研究して、個人的に弱い点を克服するのも良いかもしれません。来年もう一度論文試験を受けるとしたら、もっと自信をもって結果を待てるように実力を身につけたいと思います。




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夏ゼミ [学校]

  論文式筆記試験の合格発表まであと3週間弱になりました。その後、受験仲間と口述試験の練習をしたり、口述対策の本を読んだりしています。週末と通勤電車ではそれなりに勉強を続けています。しかし平日の夜は全くと言って良いほど勉強していません。
  そんな折、LECの夏ゼミが始まりました。久しぶりに論文を書きました。1年前に比べればマシなものが書けるようになったと思います。だけれども、丁寧な字で、端的な文章で、明確に問われたことに対して淡々と答えられているか、というとまだまだです。事案が複雑だろうが、単純だろうが、与えられた時間をちゃんと配分して、相応の文章を書き上げるテクニックが欲しいです。こういうことは弁理士試験にも役に立ちますが、他にもいろんな場面で役に立つことと思います。
  今回の夏ゼミを申し込んだことが、徒労に終わりますように・・・




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