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ブログ完結宣言

 前回の更新から1年近く経過してしまいました。また、前職を退職し、事務所に転職してから1年間が経過しました。この1年は、新鮮な経験ばかりで、あっという間に感じました。
 弁理士試験を合格することは、弁理士という職業の入口に立たせてもらうための要件に過ぎません。また、実務家の弁理士として最低限の法律や判例の知識をある程度修得していることは、実務を行う上で役に立ちますが、弁理士試験のための勉強では教わらない知識で、覚えなければならないことは、沢山あります。そして、こうなれば一人前の弁理士である、という条件があるわけではないですから、今後は少しでも多くの人に認めてもらうようにひたすら精進することになります。これは、弁理士を続けている間は終わりのないことです。
 このブログの第1回目の投稿は2008年4月11日でした。なんと、もう9年もの歳月が経過しています。技術系サラリーマンが弁理士を目指したこのブログは、目的を達しました。なので、ここらへんで一旦完結を宣言しようと思います。このブログは自分の人生に起きた大きな出来事の一側面を綴ってきました。弁理士試験に挑戦したことで、自分の人生は大きく変わりました。また、弁理士試験に合格したことで、自分の心の中で閉塞感が突破できた所があります。諦めずに頑張って、何とかなって、良かったと思います。今後の更新はないかも知れませんが、サーバにアップしている情報はそのままにしておくつもりです。これからもこのブログを時々振り返ってみるときがあるかもしれません。いや、もしかしたらこっそり更新することがあるかも知れません。そのときは、ブログ復活宣言ですね。
 2017年4月13日
 元技術系サラリーマン、弁理士Gao
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弁理士登録 [資格取得に向けて]

ブログ再開の書き込みをしてから早くも一カ月が過ぎました。
このブログは、2008年4月に開始した際に、
『弁理士の資格取得に向けての記録です。』
と、目的を定義しました。
その後弁理士試験には合格しましたが、弁理士資格を得るには至っていませんでした。
要するに、未登録者だったわけです。
その間検討してきたことを後日ここに書いても良いかもしれません。

取り敢えず、このブログの目的に沿って記事を書きます。

 弁理士登録されました。

一応『資格取得』という意味では実現しました。
もっとも、弁理士法7条1号の要件を満たしていましたので、極論を言えば、お金を用意して手続きをすれば弁理士にはなれる状態でした。
実際、サラリーマンとして仕事しながら、弁理士登録を独自で行われる方もいらっしゃいます。
僕もそういうことは考えてみましたが、実行には至りませんでした。
結局のところ、僕の場合には、技術系サラリーマンを辞めて、弁理士として事務所で働く道を選びました。
何のために弁理士試験を受けたのか、どうして弁理士になりたいのか、弁理士になってからどうしたいのか、という結構基本的な事項について、どこまで突き詰めて考えているのか、自問自答しながら過ごした結果、今に至ります。

そして、「弁理士を目指す技術系サラリーマン」ではなくなりました。
はっきりとした目的のために始めたこのブログは、近いうちに終止符を打つ必要があります。

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ブログ再開 [資格取得に向けて]

Hello world again!
およそ4年ぶりの更新になります。
ブログを再開しまーす^^
エイプリルフールネタではありません。

以上
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平成23年度 実務修習修了式 [実務修習]

  全てのカリキュラムを完了してから一月ばかり経過しておりましたが、無事に実務修習の修了式を迎えることが出来ました。いくつになっても壇上から「みなさん、修了おめでとうございます。」なんて言われると嬉しいものです。まさかこの歳でそういう機会に恵まれるとは思っていませんでした。修了生代表の挨拶文も、とても素晴らしいものでした。特に特許法第1条のくだりは良かったと思います。いつでも立ち返るのはここですからね。
  修了式そのものは、20分そこそこで終わり、個別に修了証書と弁理士登録に必要な書類等を受け取りました。弁理士登録には、その他に役所で必要書類を発行してもらう必要があり、当然ながら費用を振り込む必要があります。修了式に出席した合格者の殆どの方はこの後すぐに登録されると思います。すなわち、ここがまた新たなスタート地点なのだと思います。しかし僕の場合は残念ながらすぐに登録する予定はありません。気持ちとしては現在のサラリーマンと弁理士の仕事の二束のわらじを履きたい程なのですが、両立をするわけにはいかないでしょう。今後のことについては悩んでいるのですが、本ブログの目的から逸脱しない範囲で、別の機会にブログに吐露するかもしれません。
  無事に証書を受け取った後、出席した皆さんは、友人や大切な人とそれぞれ特別な時間を過ごしたことでしょう。僕も近くのお店で楽しい時間を過ごしました。やはり同期合格かつ異業種の方と同じ時間を過ごすと言うのは気分が良いものです。とりわけこの日は気分が良く、アルコールが全身を駆け巡りました。何しろ弁理士登録のための要件は基本的に全て満たした日なのですからね!




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あれから1年 [閑話]

  2011年3月11日から1年が経ちました。あの日から時間が止まったような感覚が、体のどこかに宿っています。震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。また、津波や原子力発電所の事故により被害を受けられた方々の復興を心よりお祈りします。今日は、そのことを想い、また、明日への希望を抱いて時間を過ごしたいと思います。
  限られた自分自身の時間を何のために使うのか、これからも悩みながら生きていくわけですが、予期せぬ悪い出来事も、春の日の訪れも、全て永遠には続かない訳で、悲観的にも楽観的にもならず、逞しく生きて行ければいいなと思います。




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集合研修最終日 [実務修習]

  集合研修最終日は商標でした。午前は出願系の手続、午後は審査対応についてでした。幸いにも再提出は免れました。初めは緊張しながら受けていた研修も最終日となると周りに知り合いが多いため、リラックスすることができました。出願については事前調査の重要性、サービスとしての顧客対応時の考え方などを学びました。午後からは事例ごとにどのように対応すべきかをディスカッションし、発表しました。
  集合研修の後は、恒例の懇親会でした。初日は10名で始まった飲み会が、敏腕幹事の努力もあり150名を越す大宴会となりました。
  こうやって研修と懇親会を通じて、大変大勢の同期合格者と知り合いになることが出来ました。お話を伺っていると、合格に至るまでには本当に一人一人のストーリーがあるのだなとしみじみと感じます。短期合格の方は本当に凄いと思いますし、何度もチャレンジを続けた方にも頭が上がりません。いずれにせよ、諦めないで頑張った人だけが合格するのです。もしもこれを読んでいる方が受験生であるならば、諦めなければ合格するのだということを忘れないでいただきたいです。
  さて、僕はeラーニングを既に終わらせていますので、実務修習のカリキュラムは全てこなしました。後は3月に行われる修了式を待つのみです。それまでの間に、身辺整理をして、次のステップに向けて準備を進めたいと思います。というのも、合格前よりも深い悩みが待っているかもしれないのです。







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実務修習は楽しい [実務修習]

  第3回目の集合研修は意匠でした。幸いにも再提出は免れました。出願系は方式違反のないようにすることと、図面により意匠の把握がきちんとできることがポイントでした。審査対応では類否判断における「基本的構成態様」と「具体的構成態様」の捉え方がポイントでした。実務で意匠に携わる方は多くないようですが僕は個人的には興味のある分野なので興味深く研修を受けることができました。
  実務修習後は恒例の懇親会でした。幹事のお陰で総勢100名ほどが集まり、お店を借り切って立食パーティとなりました。多くの方と色々なお話をすることができました。皆さんそれぞれ異なった立場、考えでここに集まってきているという事が毎回良い刺激になります。もっと多くの方とお話がしたかったのですがその楽しみは第4回後の懇親会に続いていきます。
  年末年始は課題をこなしたりeラーニングを聞いたりして大変でしたが、実務修習で得られるものは多いと思います。今後これがどのように活かせるか分かりませんが、少なくとも集合研修後の懇親会は大変楽しいものです。
  あれ?タイトルは「実務修習は楽しい」でしたっけ?








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見た目の大切さ [勉強]

  先日、実務修習の第3回が行われました。内容は特許出願の審査対応についてでした。特許出願に最初の拒絶理由通知が来た場合にどのように対応するかという課題が事前に与えられており、それについてグループでディスカッションし、発表するというものでした。実務経験のない僕にとっては今回も大変ためになる研修でした。実務修習の特徴として正解がないことが挙げられると思います。実務においても正解はありませんから当然かもしれませんが、グループ内の意見や、他のグループの発表、それらに対する先生の講評がそれぞれ違っていて興味深いと思いました。
  研修の中で、事前に提出しておいた課題について先生から講評をしていただく場面がありました。拒絶理由に対する応答なので、作成された文書は意見書あるいは手続補正書になります。すなわち、審査官がこれを読む際にどう感じるかという視点に立って、先生はコメントをくださいました。先生は、記載内容もさることながら、言いたいことが端的に書かれているか、段組やスペースなど形式が読みやすいものとなっているか、ということについても大切だと仰っていました。このことはどんな文章を書く上でも大切だと思いますが、論文試験で学んだことでもあります。弁理士という職業は、自分の書いた文章で他人を説得すること、と言う点においてプロフェッショナルであるわけですから、論文試験のための勉強は実務においても活かされるはずだと改めて感じました。
  「人は見た目が9割」という本がありますが、論文においても同じことが言えると思います。評価をする人が第一印象で「見やすい」と感じたらこっちのものです。見た目の良い文章は、内容に多少の瑕疵や抜けなどがあっても、評価者がそれらを頭の中で補ってくれることでしょう。しかしながら、中には見た目が良くても話をしてみると失望させられる人がいます。そういった人に対しては、期待が大きい分、失望も大きくなりがちです。文章も然り。いくら形式的に読みやすい文章であっても誤ったことを書いていればむしろ厳しい評価になるでしょう。逆に言えば、間違ったことさえ書かなければ、評価は見た目で決まるのかもしれません。







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集合研修第2回、、の後 [閑話]

  実務修習集合研修の第2回は明細書の記載について学びました。課題の再提出は免れました。ホッ。
  集合研修の後は、親睦会でした。なんと50人以上が集まりました。一つのお店には入りきらず、二手に分かれました。全員と名刺交換したいところでしたがそういうわけにはいきませんでした。しかし、多くの人と知り合いになり、色々な話をすることができました。皆さんそれぞれの思惑で弁理士試験を受けておられる訳で自分と重ね合わせることはできませんが、良い刺激をたくさん受けました。
  僕は特許事務所に勤めているわけでもなく、企業の知財部に属しているわけでもありません。ですから今後どうしていくのかを決めていく必要があります。とりあえずは実務修習を修了させることを考えて、その間に自分と向き合いながら将来のことを考えていこうと思っています。そのためにも色々な方の話を伺うのは僕にとってとても大切だと思っています。次回の研修も楽しみです。







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eラーニングと課題提出と集合研修と・・・ [実務修習]

  年が明けて最初の投稿になります。平成24年が自分自身そしてこのブログを訪れてくださった全ての方にとって良い年であることをお祈り申し上げます。
  弁理士試験合格後の実務修習は噂に聞いていた通り結構大変です。実務は法律の理解の上に成り立つものですが、法律を理解していても実務ができるわけではありません。僕は実務経験がありませんので、課題の提出をするにはeラーニングで勉強する必要があります。eラーニングは結構時間が拘束されます。年末は大掃除をする余裕もなく、お礼参りをする時間もなく、年の瀬を実感することもないまま新年を迎えてしまいました。
  昨日からいよいよ集合研修がはじまりました。この集合研修で以前提出した課題が再提出かどうか判明します。僕は残念ながら再提出でした。聞くところによると昨年の研修で課題が再提出になったのは3割程度らしいですが、今回の課題に関しては7割が再提出だそうです。集合研修では実務家の弁理士先生から直接講義を頂いたりグループでのディスカッション、発表と質疑応答などが行われました。そして、研修が終わってからは数人で近くの居酒屋へ行き、親睦を深めました。僕にとっては全ての経験が大変意義深いものでした。来週の集合研修も非常に楽しみです。
  先日、今年度の弁理士試験の施行についての案内がありました。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/benrisi_test_sekou.htm
短答試験まで4ヶ月です。







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