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見た目の大切さ [勉強]

  先日、実務修習の第3回が行われました。内容は特許出願の審査対応についてでした。特許出願に最初の拒絶理由通知が来た場合にどのように対応するかという課題が事前に与えられており、それについてグループでディスカッションし、発表するというものでした。実務経験のない僕にとっては今回も大変ためになる研修でした。実務修習の特徴として正解がないことが挙げられると思います。実務においても正解はありませんから当然かもしれませんが、グループ内の意見や、他のグループの発表、それらに対する先生の講評がそれぞれ違っていて興味深いと思いました。
  研修の中で、事前に提出しておいた課題について先生から講評をしていただく場面がありました。拒絶理由に対する応答なので、作成された文書は意見書あるいは手続補正書になります。すなわち、審査官がこれを読む際にどう感じるかという視点に立って、先生はコメントをくださいました。先生は、記載内容もさることながら、言いたいことが端的に書かれているか、段組やスペースなど形式が読みやすいものとなっているか、ということについても大切だと仰っていました。このことはどんな文章を書く上でも大切だと思いますが、論文試験で学んだことでもあります。弁理士という職業は、自分の書いた文章で他人を説得すること、と言う点においてプロフェッショナルであるわけですから、論文試験のための勉強は実務においても活かされるはずだと改めて感じました。
  「人は見た目が9割」という本がありますが、論文においても同じことが言えると思います。評価をする人が第一印象で「見やすい」と感じたらこっちのものです。見た目の良い文章は、内容に多少の瑕疵や抜けなどがあっても、評価者がそれらを頭の中で補ってくれることでしょう。しかしながら、中には見た目が良くても話をしてみると失望させられる人がいます。そういった人に対しては、期待が大きい分、失望も大きくなりがちです。文章も然り。いくら形式的に読みやすい文章であっても誤ったことを書いていればむしろ厳しい評価になるでしょう。逆に言えば、間違ったことさえ書かなければ、評価は見た目で決まるのかもしれません。







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師走 [勉強]

  気づけば師走。今年もあと僅かです。7月4日に行われた論文試験から9月の合格発表までの2ヵ月半はあんなに長く感じたのに、こんなにも時の流れの感じ方が違うものかと思わざるをえません。人の感覚なんて勝手なものだと自分自身に呆れてしまいます。
  10月からはゼミなどには通わず基本的には自宅で過去の答練を見直して論点の棚卸しをしています。他にもやりたいことはありますが、直前期には出来ない家事や読書にも時間を費やしているため勉強はそれほど捗っていないのが実情です。また受験勉強が長丁場になってきたのでプライベートの時間の過ごし方を以前ほど疎かにする訳にもいきません。12月はそれで良いかなと思っています。
  年が明ければ再び答練に通うことにしています。題意を素早くきちんと捉えることができるように論点整理と問題文に対する反応力を養っていきたいと思います。




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惜敗でも負けは負け [勉強]

  日本は今ワールドカップ南アフリカ大会で大変盛り上がっています。オランダ戦は0-1で負けてしまい、チャンスもあっただけに「惜敗」という言葉が似合う試合だったようです。しかし、負けは負けです。結果が全て。サッカーの場合は得失点差や総得点でも順位の要素ですから、オランダ相手に0-1はそんなに悪いものではないかもしれません。
  この週末にLECの全国論文公開模試を受けてきました。これで予備校のカリキュラムは全て完了。模試の結果を待つくらいです。あと14日でできることは何でしょう。今のところ、答案構成をやり主要論点の細かい項目を落とさないような癖をつけること、各法を俯瞰して特徴をつかむことに時間を費やそうと考えています。予備校では過去問の対策ができても本試験にでるであろうサプライズにどれ程対処できるか不明です。そこで差がつけられないようにしたいところです。試験はサッカーと違い、明確に結果のみを問われます。1点差でも不合格は不合格です。少しでも点を落とさないよう、少しでも拾えるように最後まで努力を続けたいと思います。



勉強はそんな魔法のようには・・・
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ここからが勝負 [勉強]

  本試験まで残り一月となりました。首相交代やらワールドカップやら世間では色々ありますが、そういうことにできるだけ耳を傾けず、自宅では答案構成三昧の日々を送っています。論文答練<完成編>の結果は総合で偏差値として50ちょっとでした。前向きに、前向きに取り組んでいますが、「このままでは不合格になってしまう。」そんな危機感をもっと強く持たなければ本当に不合格となりそうです。
  だれもが苦しいと感じる時期だと思いますがここからが勝負の分かれ目。4週間で少しでもレベルアップを図ります。頑張れ!自分!




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インプット中・・・GWも引き続きインプットします。 [勉強]

  2月末に知識の不足を痛感した後、3月からはインプット中心の勉強を心掛けました。そして、4月に入り、インプット作業が加速してきました。というか、アウトプットはほぼLECの答練のみと割り切って自宅でインプット作業を続けています。これはもしかしたらリスクかもしれないとも思います。しかし知識がないのに論文は書けません。数ヶ月前に論文の勉強の仕方が分からなかったとブログにも書きました。今はそこから進歩して、何をすべきか多少は分かってきたと思います。各法の目的、定義、各規定の趣旨についてもっと知り、「なぜ?→なぜなら」を再現できることが論文試験のための勉強になると思います。ただ、このペースでインプット作業して、本番までに間に合うかどうかはやってみなければ分かりません。
  インプット作業をするにはGWはとても良い機会です。できればGWが明ける頃にはアウトプットの方にも時間を費やせるようになるといいなと思います。




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3月の総括と4月の意気込み [勉強]

  4月も既に一週間経過してしまいました。先週末から体調を崩してしまったため大きく時間をロスしました。
  さて、3月を振り返ろうと思います。3月は「初心に帰ろう」をテーマとして、基本的な知識の欠落を補うように努めました。久しぶりに四法対照法文集とか短答アドヴァンステキストを読むなどして、少しは目的が達成できたと思います。論文試験はとかく出題分野が偏りがちで、それ以外の部分が疎かになりがちですが、これは非常に危険です。本試験に向けて引き続き基本を押さえつつ進んでいこうと思います。
  それから、3月一杯で、実戦答練及びゼミのプログラムが終了しました。結果は、正直言って少し残念です。3法4クールで、A判定が半分以下、一番酷い出来だったのが意匠法で、4クールの結果が、B、A、D、Cでした。また、ゼミではA判定を頂くことが殆どありませんでしたが、個別の添削や優秀者の答案を拝見するのは非常にためになりました。これらの経験を、きちんと消化させて、本試験で同じような問題が出た時にラッキーと思えるように、また、はじめて遭遇するような問題に対しても冷静に対処できるようにしていきたいと思います。
  さて、上記のように僕はまだ合格レベルには少し足りないようです。ですので4月も引き続きインプット作業に軸足を置きつつ、論文答練<完成編>に挑戦です。GWが終わるまではこのスタンスで構わないと思っています。できるだけ過去に受けた答練や、本試験過去問の分析から必要な情報をインプットしていきます。




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パターン化 [勉強]

  年が明けました。2010年が皆さんにとってより良い年となりますように。僕にとっても良い年でありますように。

  昨年来、論文の勉強方法についてずっとずっと模索中です。悩んだ甲斐が多少はあって、最近は自分なりの勉強方法が少しパターン化されようとしています。
  一つは論文の復習方法です。ゼミなどで出された問題を自宅で構成しなおす。それに基づいてパソコンで論文作成する。最後は何を見ても良いから自分なりに理想の答案例を完成させる。パソコンで行うのは、簡単にカットアンドペーストができる、文字数カウントができる、後から簡単に修正ができるという理由です。この方法の主な目的は、論文式筆記試験のこなし方をマスターすることです。つまり論文の具体的な書き方、記載量、記載方法、言葉の用い方などテクニカルな面を身に付けることです。このパターンで過去の答練も消化していきたいと思います。さらに、パターン化することで、より短時間にこなせるようにしたいと思います。
  二つ目論点の学習方法です。論点集、判例、答練の中で挙げられた論点など、色々な形で登場する論点を、自分なりにコンパクトにまとめておくことにしました。こちらは知識のインプットがメインなので手書きにこだわりたいと思います。おそらく殆どの受験生の方がこういった物をオリジナルレジュメとして作成されているのだと思います。僕も今更ながらそういった物の必要性を感じてきました。これも一冊のノートに、1ページに1つの論点を記載すると決めればパターン化されて効率化が図れそうな気がします。
  以上二つのことは決して奇をてらったものではなく、恐らく殆どの方がやられているようなことだと思われます。まだまだ迷走しながら進んでいますが、少しずつ前に進んで行こうと思います。




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年末年始でやること沢山 [勉強]

(1)過去問の研究
過去3~5年分の過去問を自分なりに消化、オリジナル答案の作成をする。
記載量には特に留意し、答案のスタイルを身に付ける。



(2)ゼミの復習
夏ゼミ及び秋ゼミの復習が殆どできていないため、これらの復習をして同じ間違いを繰り返さないように、論点や知識を習得する。

(3)青本の通読
特実は一応目を通したが、意匠法と商標法について一通り目を通す。


(4)読書
「特許の知識」「商標審査基準の解説」「判例教室」
などを読み、法律に則した考え方、感覚を身に付ける。



 欲張りすぎるのは良くありませんが、今までの勉強不足でつけが回って来ていることもあり、キャッチアップする必要があります。

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LEC夏ゼミと青本分冊 [勉強]

 8月は殆ど勉強せずに終わりました。その代わりにこれまでサポートし続けてくれた妻と一緒に過ごしました。以前は当たり前だと思っていたような映画や食事などのレジャーを堪能しました。
 そして気づけば9月と言う感じです。9月からは気持ちを入れ替えて勉強を再開しようと思っていました。しかしそう簡単にスイッチが切り替わるものではありません。そんな状況下、先週からLECのゼミがスタートしました。これは半ば強制的に勉強せざるを得ない訳で、非常に有難いことです。ゼミは少人数クラスですから先生との関係も緊密で、講義中の質問も許されることから積極的に活用していけることを期待しています。
 一方、口述アドヴァンステキストも少しずつ読み進んでいます。こちらは読めば読むほど青本の重要さを痛感させられています。遅ればせながら先日ついに青本を分冊しました。これで携帯して読む事が可能となりました。出来るだけ早く、多くの内容を頭に焼き付けたいと思います。来年の論文試験に向けて考えると、それまでにいかに青本の内容が頭に入っているかが重要だと思います。今はそれに向けて条文及び青本に書かれている趣旨等の理解に重点をおいて読み込もうと思います。

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説=青本です。




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谷間 [勉強]

 論文式試験が終わってからどれくらい経過しただろうか。試験後は机に向かって勉強する事が全くなくなってしまいました。毎日何時間も勉強していたのがはるか昔のことのように感じます。勉強といえば、電車の中でLECの「口述アドヴァンステキスト」に目を通すくらいです。「口述アドヴァンス」に書かれている試験官の質問内容を見ると、こんな細かい内容を質問してくるのか、今の僕には到底答えられないなと思うものばかりです。
 論文について、試験直後に作成した再現答案をLECのN冨先生に添削していただきました。その結果、合格には程遠いようで、しっかり基礎を固める必要がありそうです。発表まで一月以上先ですが、来年の試験に向けてそろそろ始動しなければなりません。
 その前に、今のうちに「なぜこの資格を取ろうとしているのか」を再確認しておきたい気がしています。あと一年以上頑張るためのモチベーションをどう考えるか。
 8月一杯は色々考えて次のステップに向けての準備期間に当てたいと思います。

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