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平成23年度弁理士試験論文式筆記試験の合格者 [論文]

  本日10月22日は、論文試験の合格発表でした。会社を休んで特許庁に発表を見に行くことは考えませんでした。もう自分の中では、あの出来栄えでは落ちているに違いないと思っていましたから、今日は遅くまで残業する心積もりでした。「不合格」という事実を突きつけられるのは、崖っぷちから突き落とされる順番を待っているような感覚です。
  12時を過ぎたので、仕方なく、特許庁HPを確認したところ、自分の番号と同じものがありました。にわかには信じ難く、何度も、何度も確認をしました。自宅に受験票を置いておいたので、妻に連絡して、妻にも確認してもらいましたが、やはり番号があるようです。論文合格しているとなると口述模試を急いで申し込む必要があります。慌てて帰宅し、2回は模試を予約。春秋会は抽選にエントリーしました。
  弁理士試験の最難関である論文に合格って、もっと晴れやかなものかと思いましたが、今年の試験の結果が良くなかったので、僕の場合は、意外と苦い感覚と、喜びと、口述に向けての不安との入り混じったものでした。
  口述試験まで、あと3週間ほどです。集中して頑張ろうと思います。







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平成23年度 論文式筆記試験(必須科目) [論文]

  7月3日の試験から2日経過しました。
  受験した場所は昨年と同じ國學院大學。渋谷駅東口から「学03日赤医療センター行き」のバスに乗り約6分です。歩くと20分くらい掛かり汗だくになってしまいますので、バスを利用しました。大学の入り口には受験期間の方々がパンフレットを配布する中、LのN先生の姿も見られました。
  僕の席は3人用長机の左端でした。机はLやWのような折り畳み式のものではないものの、テーブルが意外と揺れるので、些か気になりました。右端の方が消しゴムを使うとモロに振動します。しかも、ちょっと狭い感じでした。教室のエアコン設定は公平性の観点から全室27度にしてある旨の説明がありました。少し高めですが汗が吹き出るほどではありませんでした。筆箱からペンを取り出すと、いつも使っている赤い蛍光ペンを忘れていることに気付きました。いつも問題文の直接事項にマーキングしているペンです。ただし赤ボールペンも持っているので、代替手段はありました。
  特実1問目は手が震えてうまく字が書けませんでした。その理由は緊張によるものが大半でしたが、ここ1月ほどは、指も手首も肘も痛くて字がちゃんと書けない状態でした。さらに、書き始めると肘が右側の椅子に当たってしまい、体制を左へ移動。少し窮屈さを感じながらの受験になりました。ただし、そんなことはこれから記す内容に対する言い訳ではありません。
  特実は、良い時間配分でで書きました。問題Ⅰ、問題Ⅱと続けて答案構成をして40分弱。問題Ⅰ、Ⅱの答案作成に各40分でした。3回目の本試験でしたが、今回が一番落ち着いて取り組めました。
  意匠は問題Ⅰについては、配点が50点もあったこともあり、何をどう書けばよいのか大変悩みました。結果答案構成35分でした。しかもその問題Ⅰにとらわれ過ぎてしまい、紙面を3頁目の頭まで使用してしまい、時間も結構使ってしまいました。その後問題Ⅱを書き進めていくうちにとんでもなく紙面と時間が足りなくなくなりました。問題Ⅱの(1)が終わる頃には残り10分を切っていたと思います。(2)は拒絶理由のみを可能性を含めて羅列し、(3)に至っては結論を書く時間がなく、29の2と29についてちょろっと書くに留まってしまいました。パリ優の有効無効について書く必要があることは分かっていましたが書けませんでした。そして後半パニック気味に答案を記載しながらも、特許の問題Ⅱで、73条1項の理由を書き忘れたことを急に思い出してしまい、さらに混乱したと思います。

  意匠が終わってからは、ショックが隠せませんでした。「良くてCか。。。いやDか。。。」と。

  商標が始まってからも意匠のことが頭から離れませんでしたが、頑張って集中しました。設問(1)では、立体商標『であるがゆえに』という問いに対しては、3条1項3号、5号は当てはまらないと判断してしまい、4条1項18号しか記載しませんでした。コカコーラ事件の問いに対しては問題文に「詳しく」という文言があったため、それなりに紙面を使いました。その他の部分はそれなりに書きました。時間は3分くらいあまりました。
  終わってから知人達とちょっとした打ち上げを行いながら、答案を振り返りました。特に意匠問題Ⅰの(3)に何を書いたのかは割れていました。したがって間違った記載をしていなければそれなりの評価になるかもしれないと思えました。僕は部分は書いたのですが、もう一つは組物を書いてしまいました。「権利行使のしやすさ」については、こじつけかもしれませんが、「構成物品を非類似としつつ組物全体として模倣する意匠にたいして行使しやすい」ということを書きました。主要論点に関連がきっちり挙がっているため、積極ミスに近い項目落ちと扱われる可能性が高いでしょう。
  某予備校の解説をWebで見ながらもっと深刻なミスに気付きました。特許問題Ⅰで、論点は全て挙がっており、措置も全て解説講義と同じでした。一見して大丈夫そうなのですが、実は客体を勘違いしていました。代理人として客体の把握を間違えることはあってはなりません。やってしまいました。
  試験が終われば気楽な時間が少しでも持てると思っていましたが、全くそのように感じられず、憂鬱な思いで押しつぶされそうになっています。しかし実際に起きていることをちゃんと受け止めて前に進んでいかなければなりません。今、多くの受験生が僕と同じような思いでいるのではないかと思います。1%でも希望を持ち、口述試験対策をしようと思います。




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論文答練<完成編> 18/18 [論文]

  ついに1日4通18週間という長い答練を終えました。良い点を頂く事もあるものの、まだうまくまとめられない事も多いし、50点を下回ることもあります。しかし前を見て進むしかありません。弱点の洗い出しをして、本番に向けて調整していきます。あくまで目指すのは本試験の突破です。
  これからは模試が続きます。僕もいくつか受けてみようと思います。ここでは順位を意識して、間違ったことは絶対に書かないこと、皆が書くことを落とさないこと、記載量のバランスが偏らないこと、などを意識して挑もうと思います。少し自身にプレッシャーをかける為にも、結果はブログに公表しようかと思います(多分良いときだけ)。といいつつ最近ブログを書く余裕が減ってきています。。。
  今週末は短答ですね。受験される皆さんにはベストを尽くせる事をお祈りします。体調管理を怠らずに最後まであきらめずに追い込みを続けてください。







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論文答練 完成編 17/18 [論文]

  完成編の17回目を受けてきました。最後に向けて良い感じで終わりたいのですが、そうはさせてくれませんでした。結構マニアックな問題で、動揺させられました。今回の特実でいい点取れた人、素晴らしいです。意は対照的にとっつきやすく、却って項目落ちしそうな問題でした。商は、間違ったことを書いてはいないので拾いきれていない項目は仕方ないでしょう。
  このところの答練では結果が良くないものがあったり、瑣末な事項に気を取られて大項目を書く時間がなくなったりと、うまくこなせていないことが多いです。知識の不足もありますが、それ以上に全体のバランスを考えた上で制限時間内に何を記載するべきかということが問題のような気もします。そういう意味では、今日は強弱をつけて書いてみたのですが、はたして添削の結果はどうなりますか。
  次回はいよいよ全18回の最終回です。月並みですが、やはり最後はいい結果で気持ちよくフィニッシュしたいものです。
  本番まであと8週間。時間が限られていますが粛々と精進していきます。




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厳しい [論文]

  全開の答練の結果が大変悪いです。これまででもダントツで最低点でした。しかも4法全てが悪い。一番キツイのは、問題文をちゃんと読みましょうといった類のコメント。それから細かい記載が結構赤入れされていて、大いに反省すべきところです。謙虚に受け止め、素直に修正したいと思います。
  ところで、「かかる」と「係る(かかる)」って、使い分けがあるんでしょうか。今回の添削では漢字の「係る」が「かかる」に直されていました。
  今回の結果を受けて復習をしっかりやらなければ。ブログに感けている時間がなさそうです。




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論文答練 完成編 14/18 [論文]

  未だに余震が関東でも毎日のように起こり、原発の収束は当分先になりそうな不安な状況ですが、気温が高くなり電力供給は落ち着きつつあり、徐々に普段の日常が戻ってきた気がします。そんな本日、4月18日は「発明の日」だそうです。弁理士試験受験生として迎える発明の日は今年で最後としたいです。
  完成編は14回目でした。もう残りわずかです。毎回合格点、良い答案を目指すものの、今回も1つ2つ落とした項目が。特実に関しては未だに「特許を取得したい」という問題に対する反応がうまくできないなんて・・・こういう項目落ちがあるということは、きちんと問題の理解が出来ていないということでしょう。逆に言えば、こういう項目こそ改めて理解を深めることができます。また、商標においては、書いていくうちに時間が無くなり、なんと最後の問題に殆ど時間が掛けられず、書ききれないという事態になってしまいました。こういうときの反省の仕方は難しいです。思うのは、慣れない問題に対する対処の仕方に問題があったのだろうということです。
  まだ未完成の部分はありますが、本試験に向けて自身をもって準備を進めていきたいと思います。







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論文答練 完成編 前期終了・後期スタート [論文]

  4月に入りました。僕は早々に願書を提出しました。関東地方は震災の影響で電力不足ですから、証明写真のを自動で撮影する機械も動いていないんじゃないかと心配だったのですが、問題ありませんでした。願書提出の手続きに方式違反がないことを祈りつつ、勉強を進めます。
  震災後は調子が狂ってしまってブログの更新も気が進みません。ズルズルと過ごしてしまっているかもしれません。しかし論文試験まではあと12週間しかありません。これからの取り組み方が勝敗を分けると思いますので気を緩めずにいきたいと思います。
  完成編は12/18まで進みました。ここまでが前期と設定されています。成績を振り返ることにあまり意味を見出せませんが、12回のうち半分は偏差値55以下となっており、決して順調ではありません。内容的には、点数を大きく落としてしまうときは、知識の欠如や大項目の欠落が多いです。それらを補うことができることに感謝しつつインプット作業を強化していこうと思います。また、論文試験ではどの範囲が出題されても安定してそれなりの点数をたたき出すことが大事だと思いますので、当初から課題としている出題者の意図を把握するということについてもっとレベルアップを図らなければなりません。
  昨年の今頃に比べると全体的に良くなっていると思いますので、気を引き締めつつこの調子で本番まで頑張ろうと思います。それから、そろそろメンタル的にもきつくなっていくと思います。家庭環境、仕事の環境なども含めて出来る限り健全に過ごせるようにしたいと思います。




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論文答練 完成編 9/18 [論文]

  いよいよ答練は折り返し地点まで来ました。今回の答練で一番問題になったのは、なんと、ボールペンでした。ボールペンが時折全く書けなくなりました。原因は分かりませんが、答案用紙の場所によってペンとの相性が良くない部分があるようで、その部分は何度書こうとしてもインクが出ず、かなりの時間的及び精神的ロスになりました。ボールペンの換え芯を筆箱に入れていたので、そちらに入れ替えてみた所、むしろ悪化しました。ドクターグリップを使い始めて2年以上経つと思いますが、こんな事は初めてです。LECが使用する答案用紙の材質が変化したのか、それともドクターグリップの品質に変化が生じたのかは分かりません。次回の答練にはドクターグリップ以外のボールペンを用意しておこうと思います。
  肝心の中身について書くと、満足のいく答案は意匠法だけでした。その他の答案は大きいところでミスをしました。知識がしっかりと定着していないからミスをするのです。間違えた箇所については謙虚に復習です。「知っている知識なのに間違えた」などと言ってたら、きっと同じ過ちを繰り返すでしょう。また、答練の問題に不満をいう方がいると思いますが、与えられた問題は皆同じなのであって、相対評価であることを忘れてはいけません。もし自分の点が低くても、順位や偏差値が高ければ良いのです。
  それにしても基本的な積極ミスをしてしまうとちょっと落ち込んでしまいます。だけど気持ちを高めて勉強のPDCAサイクル、インプットとアウトプットを繰り返すのみですね。今日のミスに感謝です。




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論文答練 完成編 8/18 [論文]

  最近特許庁からこれらのお知らせがありました。受験生の皆様は要チェックです。

弁理士試験の実施について

弁理士試験の施行について

弁理士試験受験願書等の交付について

  今年から願書提出用の封筒が送られてくるのですね。それよりも話題になっているのが「得点調整について」のお知らせでしょうか。このメッセージが何を意味するのかというと、ホームページに記載の通りなのですが、僕はこれを「絶対評価じゃないんだから、60点超えていても合格とは限りませんよ。」「今年は合格人数を絞りますよ~」というメッセージなのではないかと感じています。いずれにせよ僕のやるべきことは変わりませんので引き続き頑張るのみです。

  さて第8回を受けてきました。今回は意匠と商標で大きく点数を落としてしまいました。積極ミスは命取りであることを肝に銘じなければいけません。意匠では、間接侵害の要件について理解が不十分だったことが露呈しました。また、商標では判例の知識不足と、不用意にあいまいな知識で突っ込んだ記載をして墓穴を掘ってしまいました。本番に向けてまた一つ知識の穴埋めができました。それから、答案構成が丁寧すぎるために答案作成の時間が不足しているように思います。
  次回も引き続き頑張ります!




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論文答練 完成編 7/18 [論文]

  7回目の答練を受けました。今回もあまりうまく書けませんでした。一番の良くない点は、出題者の意図を汲み取れていないということです。出題者の気持ちになって問題を読まなければいけないと思います。苦手な問題には傾向があるような気がします。それから、今回のようにうまく問題に対処できないときでもそれなりに無難に記載するようなテクニックも必要だと思います。
  復習もしっかりしつつ、前向きに次回に向けて過ごしたいと思います。




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